エンジニアがスキルアップすると開発チームのリーダーに任命されることが多くなる。
開発チームのリーダーはプロジェクト全体の進捗状況を把握しながら業務を振り分ける役割を担う。
プロジェクトの進み具合によっては人員の補充を行うことも必要になるだろう。
新製品の開発が円滑に進むようにチームを纏めることも重要な役割の1つだ。
不具合が生じた報告があれば不具合の処理にあたる役割を振り分けることもリーダーの仕事になる。
これらは業務上の役割であるが、開発チームのリーダーには業務以外にも重要な働きが任されている。
それがチームメイトへの配慮だ。
性別や性格の違いからチームメイト同士でトラブルが発生する可能性がある。
トラブルを起こしている人物が仕事に私情を挟まないような性格であるならば仕事に支障をきたすことはないが、全ての人間が割り切った考え方を持っているわけではない。
そうしたときにトラブルの原因を探ることや解決方法を見出すこともリーダの役目になるのである。
トラブルが発生しないように事前にチームワークを良くする働きをすることも効果的な仕事の1つとなるだろう。
他にも仕事上のトラブルに関する問題を解決するときにリーダーは冷静でなければならない。
冷静に物事を解決するためには相応のスキルが必要になる。
リーダーの役割を果たすためには休日を利用してスキルアップを行うことも重要な要素なのである。
責任の重いポジションではあるが、それに見合うだけの報酬があると考えれば魅力があるだろう。